交通事故は交「痛」事故 | 今日のあしあと

交通事故は交「痛」事故

昨日、知人が旅行を楽しんでいるとき、、レンタカー運転中に事故に遭いました。乗っていた人の中で一人はドライバーで、もう一人乗車していた人は口と首の下を切って、唇に10数針を縫う大怪我をしていました。

今日、エレベータで事故に遭ったその二人と偶然会って、驚きました。

ショックでした。
予想以上に痛々しいその手当ての痕。事故現場を直接見てないけど、そのすさまじさや悲惨さが伝わってきました。事故を起こしたドライバーの知人Aさんと怪我を負った二人の表情はいつもとまるで違って暗く、悲しそうでした。

そういう自分も、このあいだバイパスで139キロで走って、覆面パトカーに鳴らされ、39キロオーバーで罰金3万5000円を課せられたばかり。あと1キロ出てたら免停でエライことになってました。警察に捕まったのはこれが生まれて初めてでした。

小さな頃から聞かされてきた「起こってからでは遅すぎる」という言葉は、頭で分かっていながら、なぜ人は後で「しまった・・・」と後悔するんでしょう?

僕の場合、罰金で済みましたが、万が一事故でも起こしていたらどうだったのか。罰金で目が覚めたような気がします。事故を起こしてからでは後悔あとに立たず。一生を棒にふるかもしれません。

楽しい旅行も事故ひとつで一瞬で冷め、楽しい思い出なるはずだったものが、忘れられない苦い思い出になるのかもしれない恐ろしさ。そんな部分を垣間見た気がします。

交通事故は交痛事故。

ぶつかった人も、ぶつけられた人も、お互い痛い思いするのが交通事故。痛いっていうのも、体に怪我して痛いのもあるし、事故でいろんなもの失くして心の面で痛い思いをすることも。当事者だけが分かる悲惨さ、つらさがそこにあるのかもしれません。

今の生活に慣れてくると、調子に乗ってあぶなかっかしいことをしますが、今こうして普通に生活できてるだけでも、本当はすごい恵まれているはずなのに、ありがたいことなのに。欲が出るとキリなく。あれこれしたくなるのが弱いところ。うまく自分をコントロールしなくては。そう思った事件でした。