就職活動のこと | 今日のあしあと

就職活動のこと

今日久しぶりに、就職活動中の子から相談を受けたのであれこれ考えてみた。この機会に、就職活動について質問された下の5つを思い返そうと思います。以下はその質問に答えた内容。

1.グループワークで気をつけるところは?
2.企業によって、見てるところは違うのか。
3.どうすれば合格するか。
4.質問は考えていったほうがいいのか。
5.仕事内容のこと

1.グループワークで気をつけることは?
就職活動で避けて通れないのは人との対話
個人であったり集団でのグループ面接だったり、いろいろだと思う。集団の場合は自分の意見は最初に言うのもいいし、一通り聞いてから話すこともあり。

話をしていて、
「自分の考えとほぼ同じ意見」
「自分の考えと大まかに同じだけど部分的に違ってる意見」
「自分の考えと大まかに違う意見」
「自分の考えとは全く違う意見」
・・・などなど、いろいろ出てくると思う。

どの意見もそうだけど、他の人の意見を聞いて、
「共感できる」と思うのと、「共感できない」と思うのがあるはず。

共感できるなら、相手に分かるように顔見て「はい」とか「そう、そう」とか「私もそう思う」とか相槌をして、自分がその人の考えを聞いて共感できますっていうのを笑顔、手振りとかで態度で示してあげる。

共感できなければ、自分の考えも踏まえて後で共感できなかった部分を言う。

共感できることに関しては、みんなスムーズに話が展開していくと思うけど、問題なのは共感できない意見が出てきたとき。

そのときに、話の途中で割って入ったり、話の腰を折ったりっていうのは分かってると思うけど、話し手も気分悪くするし、進行妨げてしまうので、とにかく一通り話を聞いてあげるっていうのが大事だと思う。

一通り話をして、それで納得できない点を言うのにも、「言い方」を意識するようにしてた。

例えば、「あなたは□□□とおっしゃってましたけど(言ってましたけど)、私は○○○だと思いますが、どうでしょうか?」

っていう感じで。とにかく「おしつけ」な言い方をしないっていうのを気をつけるようにしてたんやけど。自分の意見を押し付けてしまう言い方になっちゃうと、相手からその分、強い言い方で投げ返されてしまうことが多いから。

最後に「~だと思いますが、どうですか?」って投げかけの言い方一つで、相手に考えてもらう時間を作るきっかけになりやすいと思う

それが「~べきだと思います」「絶対~じゃないといけない」みたいな言い方だと、よけい話がこじれてしまうことが多いのでは?


2.企業によって、見てるところは違うのか。

おおまかには、グループワークはいわば、集団でのコミュニケーションだから、「基本的なところ」を見てる点は同じだと思う。相手の話を聞いてるか、自分の意見をちゃんと伝えられるか、とかね。でも企業によって違うのは、こんな人材がほしいっていうニーズはちょっとずつ違うのかも。

でも企業によって、自分のスタイルってなかなか変えようにも変えれるもんでもないし、あんまりあれこれキャラ作って面接に対応するのは入社してからしんどいんとちゃうかなぁと思います。

次受ける面接がこんな社風の企業だから、こんな位置付けでいこうっていうような特別な小細工はいらんと俺個人としては思います。

堂々としてたらいいと思う。「自分はこんな人間です」って見せたらええんやと、ある意味開き直り?みたいに行けばええんじゃないか、と。無責任な言い方だと思いますが。

就職活動してて忘れちゃいけないのは、企業が自分を選ぶんじゃなくて、自分が企業を選ぶっていうこと。会社に入れてもらうんじゃなくて、自分が気に入ったとこで貢献してやるんだって強気で思い続けること。こう考えると、不思議と自分に余裕が出てきて楽になれます。

って考えたら、各企業がどんな見方をしてようが、してまいが、関係なく自分の持ってるものを発揮することが何より大事になってくるのではないでしょうか。

自分の力を発揮して、それがその企業に受け入れられたら、それは相性が合ってるってことで、自然と受かるはずだし、落ちたなら、その企業とは相性が悪かった、入らなくて正解って思えばいいこと

とにかく、ホンマに自分に合った会社に入るのが一番いいと思う
俺就職活動やってて、後悔したなぁって思うのは、面接とかグループワークで「自分を出せんかった」ときとか、不発で終わったときやから。そんな後悔はあとあと気持ち悪くなるし。

率先してリーダーシップとって、進行をしていく人
おとなしくても意見を細かく拾い上げる人
場を盛り上げるムードメーカー

などなど。いろんなタイプの人がおると思うけど、自分はどんな人間かって考えて、どういうスタンスでいく
か、グループワークで実践してみたら、と思います。自分に嘘つかずに、企業に無理に合わせずに、自分に合ったやり方でやってみてもいいのかもしれない。


3.どうすれば合格するか。

うーん、これはいろんな要素がからんで合否決めると思うのでイチガイにこれだ!っていう答えはないと思うけど、でも最後はやっぱ「オーラ」とか「覇気」みたいなのを感じる人ちゃうかなぁと思いました。

めちゃ抽象的なこと言うてるけど、でも「あ、この人と一緒に仕事がしたい」って思われたら受かるはず。

そういう気持ちってなかなか言葉で表現しにくいけど、それは澤田さんが社員に対して「生き生きしてる」とか「すごい」と思う感じと同じようなことだと思う。

見る人も、一緒に面接受ける人も同じ人間やから、最後の最後は「熱意」ちゃうかなぁ?熱意を見せるのはいろんな手段あるやろうけど、エネルギー使って大変なのは同じ。そこは、それぞれ自分の持ち味出して、アピールするしかないのでは?

俺の場合は、面接あるたびに、毎回、お礼メールを送るようにしてたし、あと一度会った社員の名前を覚えて、次の面接で名前出して、お世話になったこと言うたり、その人と話して感じたことを、言ってみたり。

今となっては、これが果たして受かることにつながったのかは定かではありませんが。

どうしても入りたいっていう気持ちを伝える手段をいろいろ考えて、自分なりのアピール考えてみてやってみたらいいと思う。

ふとしたことで、社員の気持ちも揺らぐかもしれないし。迷惑かけない程度にやれることやればいいと思う。

あと、落ちたら落ちたで分からないっていうのはあるかもしれないけど、その日あった説明会、面接とかなんでも、終わったあと、その帰りの電車とかで反省点とかポイントをノートに書き込んでおく。

そうすると、あとで読み返したときに、記憶がよみがえって何かのヒントになるかもしれません。それが、質問ネタになるかもしれないし。




4.質問は考えていったほうがいいのか。

質問はある程度はもちろん準備しておいて損はないと思う。毎回どこかで質問ないか聞かれるのが多いと思うし。大事なのは「なんで?」とか疑問をもつってこと。全部ウノミせずに、不思議に思ったこと、分からないことはそのとき思ったら聞いてみる。質問できないときは書き込むか何かしておいて、あとで聞いてみるとか。そうすると、聞き逃したこととか、あとで確認し忘れたことも少なくなるはず。



5.仕事内容のこと

俺は、仕事内容のことも気になったから、もちろん聞いた。会社の「考え方」はほんまに大事やけど、実際にする仕事内容も聞いて自分がやりたいことと思えるかどうかも考えることにしてみた。

でも、たいがいどこの会社もそうだけど、自分が本当にやりたい仕事内容と違うことも任されるはず。それでも本当に自分がやりたいことをあきらめずに、追い求められるかどうか。

「何をさせてもらえるかではない。何をしたいか」

会社に100%求めるんじゃなくて、自分が本当にやりたいこととか、夢とかを持ちつづけて、今は○○の仕事してるけど、いつかこんなことをしてみせる。って思いつづけられるかどうか。

仕事内容とかその他いろいろ社員と話をしてみて、上で書いたような思いで続けられそうやったから俺は今決まった会社を選んだと思う。もし仮に自分が求めてる仕事とかやりたいことが今はなくても、自分でいつかやればいいと俺は思う。



気になった会社の、この考え方がすごく魅力的に思ったっていうのがあったとき、具体的にどういうところに魅力を感じたか?
そういうのを掘り起こして、自分なりに伝えられたらきっといい結果が出ると思う。

以上、なんだかとりとめのない自分なりの考えでした。何かご意見あればコメントお願いいたします。